検索:
鬱になる前に!仕事がしんどい時の対処法

私はITコンサルとしてこれまで働いてきましたが、順風満帆では決してありませんでした。
辞めたいと思ったときも何度もありましたし、心が折れそうになったこともありました。

今なんとかやっていけているのは、色々試行錯誤した結果だと思っています。
そんな自分の経験から、仕事がしんどい時の乗り越え方をまとめてみたいと思います。

心のアラートに気付こう

まずは、心のアラートに気づくことが大切です。
私の経験では、ある日急に心が折れてしまうのではなく、その前にかならずアラートが発せられます。

私の場合は、朝ベッドから起きるのが辛くなったり、仕事のことで頭いっぱいになって不安が押し寄せてくるなどのサインがありました。
そのまま心のアラートに気づかずに、なんの対処もなく働き続けてしまうと、心が折れてしまいます。

まずは、「あ、自分ちょっと無理しているな」というアラートに気付くことが大切です。

しんどい時の対処法

では、しんどい時にどうすればよいのでしょうか?
私は、主に以下の3つのパターンで乗り越えてきました。

現実逃避型

これはすなわち、仕事以外のことで楽しみを作る方法です。
例えば、旅行の計画を立てたり、友達と飲み会に行ったりなどです。

仕事のことを考えるのを忘れて、精一杯楽しみ、ストレス発散をする方法です。
私自身、少なくとも年に2回はまとまった休みをとって、旅行に行きます。
その旅行のことを楽しみに、仕事をやっていけるのです。

ただし、非現実から現実に戻る瞬間はとてつもない喪失感が襲ってきます。旅行の最終日は憂鬱で仕方ありません。
なので、ある程度はこの方法で乗り越えられるかもしれませんが、問題の根本的解決は難しいでしょう。

自己啓発型

次に紹介するのは、自己啓発をする方法です。
例えば、自己啓発の書籍を読んでモチベーションを上げたり、「このしんどい仕事を乗り越えれば成長できるぞ」と自分を奮い立たせる方法です。

私自身、新人の頃や、若い時にはこの方法で激務を乗り越えてきました。
ですが、ある程度年を取ると効果が無くなってきます。「自分の成長」にあまり興味を持てなくなりますし・・・

まあでも、イケイケの成長期の社会人にとってはおすすめの方法です。

問題解決型

最後は根本的に問題を解決する方法です。
仕事がしんどい理由は、いくつかあると思います。

例えば、仕事の量が多すぎて長時間労働を強いられているなど。
そういった場合は、上司にアラートをあげて仕事を巻き取ってもらったり、人を増やしてもらったり、納期をのばしてもらうなどの現実的解決を図るのがよいでしょう。

その他にも、明らかにキャパオーバーの難しい仕事を与えられているなどの場合は、ギブアップするのもよいでしょう。
自分ひとりの力で乗り越えられない時は、上司に頼るのも大事です。

それでも耐えられない時は

転職しよう

どうしても今の仕事を続けるのが辛いときなどは、転職を考えてみましょう。
職種や場所などを変えてみるのもいいかもしれません。

休職しよう

もしくは、一度しっかり休養を取るのもいいかもしれません。
しっかり休んで、これからのことをゆっくり考えてみるのもありです。

うつ病などで休職すると、健康保険から傷病手当金が支給されるので、お金の心配もあまりしなくても大丈夫です。

まとめ

以上、仕事がしんどい時の対処法でした。
仕事を楽しいって思えるのが一番ですが、なかなかそうはいきません。
仕事はしんどいものと割り切って、うまく仕事と付き合っていく方法を見つけることが大事かもしれません。

現役コンサルが教える!議事録の書き方3つのポイントまとめ

コンサルタントなら誰しもが経験してきたであろう、議事録をテーマに扱います。
新人コンサルのうちは、議事録を任されることが多いですよね。結構面倒くさくもあり、難しくもある作業です。

しかし、以下で示すような3つのポイントを押さえれば、それほど議事録に苦手意識は持たないだろうと思います。

議事録の目的とは

そもそも、なぜ議事録を残す必要があるのでしょうか?
例えばですが、議事録が無いと、後々言った言わない論争が勃発した際に、収拾がつかなくなってしまいます。
もし議事録があったならば、このときこういう経緯でこういう決定をしましたよね、と確認ができるわけです。

つまり議事録とは、会議で起こった議論の顛末や、決定事項などの認識を合わせるためのツール・エビデンスであるのです。
特にコンサルタントは、クライアントとの合意形成をもってプロジェクトを進めていきます。一つ一つの合意形成を決定づけるものが、議事録であるわけです。

議事録を書くときの3つのポイント

①議題ごとに章立てする

議事録とは、後から見返した時に読んだ人がわかりやすく理解できる必要があります。
そのため、議事録の構成が非常に重要になってきます。

単に時系列で議事録をつらつらと書くのではなく、議題ごとに章立てをして書きましょう。
基本的には会議にはアジェンダというものが存在するので、それを議事録にコピーしておきましょう。
もしもアジェンダがない場合は、何についての議論をしているのかをサマリし、議題を付けましょう。

②決定事項・ToDoを書く

その会議によって何が決まったのか、次のアクションは何かが非常に重要です。
特にわかりやすくするために、決定事項とToDoは、一番目立つところに記載するのがおすすめです。

決定事項については、どういった経緯でそう決まったのか、も重要な情報になってきます。その経緯については補足情報として残すようにしましょう。

また、ToDoについては、担当者と期限についても明確にしましょう。会議内で決めていなかった場合も、会議後メールなどで期限はこれでよいかなど、確認するようにしましょう。

③わからないところはわからないことを明確にしよう

最後に、新人コンサルが特に気をつけるべきポイントです。
新人の時には、用語がわからなかったり、議論の内容についていけなかったりすることが往々にしてあると思います。

そんな時は、議事録に書けないと諦めるのではなく、理解できなくても言葉だけを拾ってメモとして残すようにしましょう。そしてそのメモに、わからないマークを付けておきましょう。
そうすることで、その後上司や先輩に議事録でココがわからなかったです、と確認しやすくなります。
また、わからないことをうまくキャッチアップできることで、自分自身の成長にもつながります。

まとめ

今回は議事録についてまとめました。

面倒くさくて地味な嫌な仕事ですよね。でも、非常に重要な仕事でもあります。ポイントを抑えて、議事録マスターになりましょう。